着実に進化を遂げるChromebookのハードウェア

初めてChromebookが発売された2011年6月。発売された当初はWindowsやMacのノートPCよりも性能が低く、それほど期待されてはいなかった。しかし、その後Chromebookは、2012年には0.2%しかなかったシェアを、2013には約9.6%まで伸ばし、ノートPCの約21%を占めるまでになった

 

シェアを広げた一因には、ChromebookがWindowsやMacのノートPCと見劣りしないハードウェアになったことがあげられる。

 

Chromebookはもともと低価格で、起動時間が8秒以内、バッテリーも8時間程度もつことがセールスポイントだった。

 

しかしその反面、ディスプレイ解像度は1280×800ピクセルと低く、CPUもARMプロセッサーを搭載した非力なものが多かった。

 

ディスプレイはより見やすく、CPUはグラフィック性能が向上

 

その状況を変えたのは、2013年以降にHPやサムスンから発売されたChromebookだった。液晶ディスプレイの解像度は、1,366×768ピクセルまで表示が可能になり、CPUには、内蔵グラフィックや省電力性に優れるHaswellベースのCeleronも搭載されるようになった。

 

この結果、Chromebookは少なくとも低価格のWindows PCノートと見劣りしないスペックとなり、消費者の注目を受けることになった。

 

Mac bookはChromebookよりもはるかに高いスペックだが、価格はChromebookの2倍以上はする。メールや文書作成などがメインの用途ならば、コストがかからないChromebookを選択する人が多いのは、むしろ当然だったと言えるだろう。